（かくれ名山：126山目）前津江村の西部、福岡県境にある山
奥日田スーパー林道・登山口～（20分）大河内山 往復 ： 50分
同じ名前の山は鶴見町にもある。これは前津江村にある山。午前中はセットで紹介されている熊渡山に登
ってきた。 快適なスーパー林道を約５㎞引き返し、道路湾曲部の大駐車場に停めて登山開始。駐車場から、
日田方向に約３０m下ったところに『展望台』の標識があり、ここが大河内山の登山口。
大河内山（展望台から） 登山口
整備された丸木段を登っていくと、２分ほどで展望台に着く。思わぬ場所に立派な展望台があり、ラセン
階段を上がってみると、渡神岳や釈迦岳など津江の山々が見渡せるが、霧と雲でイマイチはっきりしない。
尾根筋に見えるのが大河内山だろう。
展望台下の柵を乗り越え、植林帯の踏み分けに入る。テープも見え、思ったほど荒れていなく、かくれ名
山にしては、歩きやすい尾根登り。ゆるやかなアップダウンでどれが第１ピークか判りにくかったが、第２
ピークの手前にあるはずのブナの大木は、無残にも根こそぎひっくり返っている。どうやら先の台風でやら
れたのだろう、大きな根っこ裏が見えるだけ。
展望台 尾根道の登山道
尾根道の樹間からは、時折、まわりの景色やスーパー林道の様子が見える。第４ピーク？か、数えように
よっては第５ピークに当るのか、頂上についた。２等三角点。安武標柱と他に２本ほど。登り始めておよそ
２０分。樹林に囲まれて眺望は得られない。さらに、霧が立ち込めてきて、なおさら見えない。空模様がお
かしくなってきた。眺望は、展望台や大駐車場の方で、晴れていれば充分満足できる。
大河内山の頂上
【 大木も 根こそぎ無残 野分け後 】
熊渡山もこの大河内山も、ごく最近誰かが登った形跡があった。古い資料のかくれ名山では珍しい。奥
日田スーパー林道沿いの２山で、合計２時間のお遊びだった。
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