（かくれ名山：№116）宇目町中心部ある山 酒利山が近い
峠の登山口～（10分）桃ノ木山 往復 ： 行程 30分
長峰を降りて、まだ時間にゆとりがある。近くで短いコースなら、もうひとつ登れる。３日前の新聞資
料を持ってきた、桃ノ木山に登ってみよう。
千束集落から県道53で北上し、約2ｋｍで右に分岐し、神田集落への里道に入る。集落の中は１周する道
路があり判りにくいが、資料をよく検討して、小屋とお地蔵さんの分岐は、直進気味に右を取る（左の小
橋を渡ると、また集落にもどる）
最後の民家の前のト字分岐は右折して林道に入る。さほど荒れてない林道と表現されているが、結構きび
しい。途中の水切り段差に気をつかい、約１㎞はモコさん泣かせ。掘割状の峠に着いた。そこが登山口。
駐車スペースは充分ある。
桃ノ木山 登山口
掘割の崖に取り付く。岩が剥き出しに荒れているが、気をつけて登れば危険はない。上りきると、はっき
りとした尾根道が見えてくる。落葉樹林の明るい登りで、まず小ピークに着き、やや左に向きを変えて急
坂の登り。枝につかまりながら、一歩一歩とペースは遅くなるが距離は短い。 登り始めて１０分程度で、
３等三角点のある頂上に着いた。あっけない登山。これでも１山。３１５山目。儲かった。樹間から、周り
の景色がわずかに望め、酒利岳かな。
落葉樹林の急坂 桃ノ木山の頂上
降りて一息入れているときに、ひとりが登ってきた。「これからですか、気をつけて～」。 ところで、
桃ノ木は１本もなかった。里に降りると、色づいた田んぼの周りに、猪囲いの作業をしていた。
【 里は秋 桃ノ木山や 猪囲い 】
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