（かくれ名山：78山目）蒲江町の東部にある半島の山で、マリンカルチャーセンターの裏山
マリンカルチャー〜（10分）北登山口 〜（45分）元猿山〜
〜（40分）西登山口〜（10分）マリンカ・・ ： 合計 2 時間ちょうど
朝起きたら小雪がちらついている。雪の情報で北部・西部の山にはアプローチできそうにない。今週も南
部の山で気候区の違う蒲江に出かけた。マリンカルチャーセンターの裏山？的な位置にあり、海に突き出し
た半島の山。今年はサル年。この山は元猿山。予想通り蒲江の天気は晴れ、風が少し強い。
マリンカルチャーセンターと元猿山
マリンカルチャーセンターの駐車場に停めて、半島の付け根の登山口に向かう。１０時５０分。小さな神
社の左側の小道を２００mほど行くと、集落の途切れの右側に細いコンクリの坂道が見える。ここが登山口。
両側に墓地のある坂道を３分ほど登ると、峠のようになっていて、北尾根への取り付き点。
登山口の坂道 尾根への取り付き
踏み跡が弱くテープは不明瞭で、どこから取り付けば？ 入りやすそうな処から入山して、テープと踏み跡
を見つけた。照葉樹林と竹林の境界の尾根を登って行く。 足元はかなりの急勾配で小砂利のため、踏ん張り
が利かず登りにくい。山に取り付いて３０分ほどで、巨木のある尾根の肩に上がり傾斜は緩やかになった。
シダを踏み分け、樹間から時どき海も見える尾根道は気持ちがいい。
梢を揺らす強風の音を聞きながら、上り詰めて元猿山の頂上。１１時５０分。頂上は樹木に覆われて眺望
は全然ダメ、日向灘を望めるかと期待したのに残念。
もうすぐ頂上 元猿山の頂上
陽だまりも無く、風除けも無い。じっとしていると寒いので、「お昼は降りて食べよう」。ひと休みして、
そそくさと下山。
登ってきた道を急ぎ足で降りる。「あれっ、来た道とちょっと違うようだ」海の景色が良く見えてきたし、
左下の斜面がかなり断崖に近い？・・「そのうち、元の道に合流するだろう、テープもあるし」。テープに
従って、下っていくがどうも違う。どうやら地図にあった西コースを降りているようだ。 どこに出るかが
楽しみ？テープがあるので不安はない。
尾根道から谷道に変わり、かなりの急勾配は、いつの間にか植林帯の中を降り、みかん畑の一角を抜けて、
民家の間から海岸に出た。
西コースを降りる 西コース登(下)山口？
手持ちのコース地図とほぼ一致し納得。結果としてこの山のフルコースを楽しんだ。海辺の道を、マリン
カルチャーセンターまで約５００m歩いて、１２時５０分。ちょうど２時間。
【 登頂せし 元猿山や 春の海 】
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