（かくれ名山：46山目）九重町の北東部 水分峠の北側にある山
ゲート・登山口～（林道１時間40分）取り付き～（20分）カルト山 往復 ： 4 時間 20分
梅雨の最盛期で、昨日まで充分に降られているので、資料を見て行けそうな山はでカルト山に決めた。
水分峠を過ぎて、４㎞位のところから右の里道に入り、平家山橋を分岐して林道?を通り、一般車両通行止
めのゲート前に止めて、そこが登山口。
カルト山
９時３０分。さあ、登山開始。でも、牧歌的な林道を楽しんで下さいとなっており、しばらくはトレッキ
ング状態。カッコーも鳴いて歓迎してくれる。
ありました！木イチゴ、クマイチゴの連続です。うまい。まさに、道草食べてばかりで、遅れ気味。
登山開始 林道のキイチゴ
次の、ワイヤーのゲートは朽ち果てているみたい。Ｙ字分岐を左に取り、少しずつ高度を上げていく。登
山口から、カルト山をぐるりと取り囲むように道があり、南の端と思われる辺りに来た。資料では、絶景
ポイントとなっているが、霧で視界は100ｍ？ぐらい。つまり何も見えない。でも、足元にはいろいろと楽
しいものが見えて、シライトソウ、ヤマアジサイ、タツミソウなどがある。
キイチゴ シライトソウ ヤマアジサイ
林道は東に向きを変え、しばらく行くと三差路で、兜山ルートと分岐して北に向かう。１０時４０分。こ
こからは、林道も荒れて歩き辛くなってくる。いままで、靴を濡らさないように、用心しながら登ってきた
けれど、除けようが無い草で、もうどうでも良い。靴中浸水が始まった。
林道が大きく右にカーブする辺りが、取り付き点で、テープを探せとなっているが、間伐採でやたらと切
られて見当たらず？・・、奥の方の杉に見える。間違いないだろう。１１時１０分。ここまで１時間４０分
。林道歩きが長かった。
杉の葉は緑色で最近の伐採だろう、切りっぱなしなので歩き難い、悪戦苦闘して尾根にたどり着く。尾根
を１０分ぐらい登ると、ピークがあるが頂上ではなかった。少し荒れた尾根道を、頂上らしき方向を見定め
ながら登る。判りにくいところには、手持ちの紙テープで、マークしながらヤブコギ。
やっと、頂上に着いた。１１時３０分。２時間ちょうど。３等三角点の標柱があったが、標柱は無い。一
番乗り、ヤッターの気持ち。
カルト山の頂上
周りは、樹木で何も見えない。 お昼を食べて、往路を下る。 登山口のモコさんのところには、１３時
５０分。 合計４時間２０分。コースの大半は林道歩き。
【 木イチゴの また木いちごの 軽出山 】
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