小富士山（440m）　　　　　　　　2002年8月11日（日）曇り・蒸し暑い

　　（かくれ名山：3山目）緒方町小富士地区・竹田市との境界にある山

　　　　　　　　　　　田良原・駐車地（登山口） 〜（1時間）小富士山〜（40分）登山口　：　往復 約 2 時間


　不安定な気象条件になっており、にわか雨が降りそうなので、山行きはやめにしてドライブに出かけた。
道の駅『原尻の滝』で、緒方町のパンフレットを見ていたら名前のいい山があり、それほど時間はかからな
いようなので登ってきた。

　特に資料は持ってない。登山口と思われる麓で、概略の様子を聞いたら「その道から、３０分ぐらいでい
けると思いますよ」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   小富士山（コースの途中から）


　田良原集落はずれの神社横の空地に停め、リュックなしで気楽に入山。　工事中の林道をテクテク歩き始
める。しばらく行くと、ピークに向かう踏み跡があったので登ってみたが、ヤブ山で、どうも様子が違うよ
うだ。

　改めて林道に戻り、中川家ゆかりの地などを経て、何度かアップダウンしていくと、九州自然歩道と十字
交差する。「ふむふむ、なるほど、様子が判ってきた」足元のコンクリートにも、小富士山への案内がして
あった。

　コンクリート道を経て、幅広い道はそれらしい上り坂になり、草刈をしたばっかりの岡藩主・中川久貞の
墓所に着いた。安武さんの頂上標柱もあり、小富士山の頂上でしょう。　歩き始めから、ちょうど１時間。 
晴れていたら眺望が良かったと思うが、今日は少し雲が多い。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小富士山の頂上・岡藩主中川家墓所


　登山途中でヤマドリの親子と出合い、親鳥が雛をかばう姿が可笑しかった。下山してちょうど２時間。地
形図や資料も持ってなかったが、岡藩主・中川家ゆかりの地など、往時を偲びながら、変化のあるコースを
楽しんできました。

　帰って、資料を見たら、「大分のかくれた名山」のひとつだったが、三角点のある頂上には行ってなかっ
たようだ。