（旧大分百山）蒲江町の東北部にある山
仙崎公園・登山口～（5分）砲台跡～（20分）仙崎山 往復 ： 行程 50 分
佐伯から国道３８８で、蒲江町畑野浦に入り楠本湾を１周すると、前方に半島とその中心にある仙崎山
が見えてくる。
仙崎山
さらに国道を行き、河内地区で左折して、海岸沿いに約３．８㎞で仲川原地区に着く。沿道に「仙崎公
園」への標識を見て、右手の山道に入る。狭くてカーブの多い舗装道路を上り詰めると、仙崎公園の広い
駐車場。一帯に植えられたツツジは満開を少し過ぎていた。東側の展望は素晴らしく、リアス式海岸の日
豊国定公園を充分に堪能でき、観光客気分。
目的は山登り、霧の中にそれらしい山が見えている。山頂へは駐車場奥（北側）のトイレの脇から、歩
道橋を渡り遊歩道的に整備された登山路に入る。歩き始めて５分ぐらいで、砲台跡に着く。円形のコンク
リートの残骸が残り、歴史の跡にしばし思いをめぐらす。
仙崎公園・登山口 遊歩道的な階段を登る
ゆるやかな下り坂を経て、椿など照葉樹主体の自然林の中、階段状の上り坂はややきつくなる。階段登
りに飽きてくるころになって頂上に着いた。仙崎公園から砲台跡を見て３０分ぐらいかな。頂上は思った
より広く、右に三角点、左に東屋風の展望休憩所。
仙崎山の頂上
休憩所のベンチに、なんとスズメバチの巣が落ちている。ドキッ。どうやら、最近どなたかが退治した
痕跡と見え、ヤレヤレ。しかし、なんだか気味悪い。長居は無用で、往路を引き返し、仙崎公園に降り着
いた。往復で１時間足らず。
～後日記～
ガイドブック「大分百山」の改訂版（２００４年４月）が刊行され、そのリストに仙崎山は無くなった。
整理の都合上、旧大分百山とした。
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