（九州百名山：№40、大分百山：№81）祖母山 ＝ ２回目
尾平登山口～＜黒金尾根＞（３時間40分）主稜線～（１時間10分）祖母山～
～＜宮原コース＞（３時間30分）尾平登山口 ： 行程 9 時間10分
祖母山には、いくつか登山ルートはあるけど、難コースと言われる黒金尾根コースを登り、宮原コース
を下って大満足。
朝の４時に起き、緒方町を通って尾平に６時半到着。オニギリを食べ、登山届に記帳して入山。６時５
０分。登山口からすぐ、行く手の上方に祖母山の主縦走路の稜線が見えてくる。「すっげ～なぁ、あそこ
まで登るんだ」。鉱山跡を左に見ながら、清流の川上渓谷に入ると、吊橋が現れるが、これは、帰りのコ
ースで使う予定なので、渡らずに上流に進む。ふたたび吊橋が現れ、定員４名となっている。静かに？渡
って、渓流を左下に見ながら杉林をゆるやかに登っていく。
はるか前方に天狗岩 ２番目の吊橋を
４０分ぐらいのところから急勾配の尾根道にかかり、大自然の深い山に入った。左下の沢音がだんだん
遠くなり、いつのまにか聞こえなくなってしまった。ウグイスたちとハルゼミの鳴き声。ママも快調だ。
このぶんではいける。行けども行けども登りに登る。８時、９時と小休止を入れて調子を整え、１０時に
天狗の水場でまろやかな水をいただいた。元気を取り戻して急登ジグザグを登り、やっと主縦走尾根に上
がりついた。１０時３０分。下から見上げたあの天狗岩が目の前に大きくそそり立っている。感激する。
この場所で、九合目小屋の加藤さんとお会いし、幾つかの情報をいただいた。
天狗の岩屋 天狗岩の横で
前方遠くには祖母の頂が呼んでいる。もうひとふんばりだ。ガイドブックではここから１時間２０分と
ある。お昼過ぎには着けるかな。主稜線なのでアップダウンを楽しみ？（下りは損をする感じになるけど）
ながら歩く。
正面に祖母山が 祖母に向かう稜線
頂上間近にくると、ハシゴやロープに体力と気力を使い、やっとと言う感じで頂上に着いた。１１時５
０分。登り始めて、ちょうど５時間かかった。（データによる平均タイムで登れた：立派）
頂上への岩登り 祖母山の頂上
快晴に恵まれて、頂上からは九州全部が見渡せるようで爽快な気分。ツアーで来ている（どのコースで
来たのかな？）のもあり登山者は多い。足を伸ばしてゆっくりとお昼。ゆで玉子やオレンジがおいしい。
頂上からの眺め
くだりは、見覚えのあるコースで九合目小屋まで下り、その横を通って宮原コースに入った。馬の背と
いうヤセ尾根からは、先ほどの祖母山を満足と感激にひたりながら、見えなくなるまで何度も振り返り、
自然林の中へと降りていく。遠くでシカの鳴き声も聞こえる。
おっと足元注意 祖母山を振り返る
宮原に着き、障子岩尾根から右に分かれて尾平に向かう。自然林の急坂を下りに下る。小休止を２回入
れて、沢音が聞こえるとホッとした。渓流のつり橋をわたり、「あ～、下り着いた」。冷たい清流でアセ
を拭き、手ですくってのどを潤す。満足の心地よさ。
沢を渡る 吊橋は気持ちいい
車までもうちょっと。１６時ちょうどに無事下山。（下りは３時間半：これもほぼデータ通り：立派
です） 全部で９時間１０分。ママも元気がいい。長い山歩きだったが、満足度も大きい。
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